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メッセージ
理事長 松藤 久傳
現代の日本は世界でも類を見ない超高齢社会に突入しています。
今後ますます高齢化は進行し、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になる「2025年問題」や、人口減少とともに社会保障費の増加により介護医療制度自体の崩壊が危惧される「2040年問題」といった、多くの問題があります。こうした問題は、待ったなしに私たちに直面します。国や自治体も対策を講じていますが、一朝一夕には解決できませんし、解決には何十年といった長い年月が必要です。
そうした、超高齢社会を支えていく介護・福祉の業界は、今後ますます社会に必要とされる特別な存在であると考えます。
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AI、ロボットが進歩しても、やはり人は人でしか救えない
近年ITをはじめロボット、IoT、AIの進歩は目覚ましく、どの業界においても人に代わってAIやロボットがその役を担っていく時代がくるでしょう。もちろん、介護福祉の業界も大いにそれを活用し、効率化できるとことは、AIやロボットに任せるべきだと考えます。しかしならが、どんなにAIやロボットが進歩しても、私たちが支える「人」は、「人」でしか救うことはできないと考えます。
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一人一人は全く違う、だから介護はとてもクリエイティブで楽しい仕事
入居者一人一人の性格が違うことはもちろん、今まで育ってきた環境は違います。また、心身の状態や考え方も違います。そうした十人十色の中で、入居者の方がどうしたら助かるのか、喜んでくれるのか、笑ってくれるのか、みんなで考えてアイディアを出し合い、それを実現し、うまくできればきっとお互いに最高の喜びにつながると考えます。介護は人から人へ行う温かい支援、個人個人のニーズに対応することができるクリエイティブで楽しい仕事です。
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不安はどんな仕事にでもある、それを打破するためには経験が必要
「介護」と聞くと、どうしても食事や排せつ、入浴など身体的な介護をするイメージが先行し、技術・体力的に大丈夫だろうかといった不安の声がよく聞かれます。もちろん身体的な介護の時には技術・体力が必要です。しかしながら、介護は力任せに体を動かしたりしません。ちゃんとしたコツがあります。技術が必要な場合もありますが、はじめからからうまくできる人なんていません。芙蓉会では、不安を払拭できるよう介護を学び・実践できるようサポートをしております。
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介護福祉業界に飛び込もうとしているお子さんをお持ちの保護者の方へ
お子さんが介護福祉の仕事を希望している保護者の方で、介護の仕事はきつく、きたなく、給与が安いといったイメージを持っている方が多くいらっしゃると思います。しかし、近年は業務の見直しとともに効率化が進み、賃金面でも他の産業と同じような処遇になりつつあります。介護の社会的評価はまだまだ低く、今後さらにその評価が見直されるべき職業だと私は考えています。
他の職業がある中で、もしお子さんを当法人にお預けいただいたら、社会人として社会に必要とされる人となれるよう、しっかりとサポートをして参ります。
何より、ご自分が高齢者となり介護が必要になったとき、側に介護の仕事をしている息子・娘がいてくれたらとっても心強くありませんか。